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ピンチ!カビだらけになったコーヒーマシンの洗い方は?

 

本体の手入れを怠ったり、コーヒーマシンを放置してしまったりした場合、汚れがたまるだけでなく、パーツ類にカビが繁殖してしまうこともあります。

 

また、黒ずみやフィルターの目詰まりを起こしているケースも少なくありません。

 

そこで今回は、カビだらけになって汚れてしまったコーヒーマシンの洗い方について解説します。

 

カビだらけに汚れてしまったコーヒーマシンの洗い方

カビだらけになったコーヒーマシンの洗い方として次の順番で行うのがおすすめです。

1・分解してパーツを取り外す
2・汚れを洗浄する
3・水分をふき取る
4・内部の洗浄を行う
5・内部をすすぐ
6・コーヒーの状態をチェック

 

1・分解してパーツを取り外す

分解してパーツを取り外します。
コーヒーマシンの取り扱い説明書を確認しながら次のパーツを外していきましょう。

・フィルター
・ポット
・給水タンク
・フィルターカバー

 

フィルターは、コーヒーの粉を受けてお湯を通し、コーヒー液を作る部分です。

 

そのため、カビが発生しやすい場所でもあり、フィルターを最初に優先的に取り外しましょう。
次にポットを取り外します。

 

ポットは完成したコーヒー液を受けるための容器です。
ガラス容器になっていることも多く水分が残っていると、この部分もカビがついていることもあります。

 

給水タンクは、コーヒーマシンのお湯を補給する部分で、こちらも汚れが発生しやすい場所です。
フィルターカバーは、フィルターを支えるためのパーツです。

 

ここもお湯やコーヒー液を受けるパーツなので、汚れやすいパーツと言えます。

これらを順番どおりに外していきましょう。

 

2・汚れを洗浄する

次に水洗いをしてから洗剤などでしっかり、パーツ類を洗います。
スポンジを使用して繰り返し洗うようにしましょう。
しつこいカビがある場合は、水などで漬け置きしてから洗うようにします。

 

しつこい汚れがあった場合は、酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)で掃除します。
方法は、酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)を40~60℃のお湯に溶かします。
そして、30分ほど漬け置きしておきましょう。

 

ここで、スポンジを使って念入りに汚れを落とし、繰り返し洗います。
そして、流水で十分に汚れを洗い落としましょう。
それでも落ちない場合は歯ブラシを使ってこすり落としてみます。

 

3・水分をふき取る

本体部分や洗い終わったパーツは、水分を十分に落としてから、硬く絞ったふきんで水拭きします。

 

パーツが生乾きになってしまうと、再びカビが発生してしまうので、乾いたふきんを別に用意して水気をふき取っていきましょう。

 

給水タンクは自然乾燥でも良いですが、水気が残った状態で装着するとカビが再発してしまうので、水気を十分に取ってから装着します。

 

4・内部の洗浄を行う

次に内部の洗浄を行います。
内部については、給水タンクに水を入れ、クエン酸を入れてよく混ぜます。
繰り返しドリップをして汚れを落としましょう。

 

5・内部をすすぐ

次にクエン酸をすすぎます。
給水タンクに水を入れて繰り返しドリップして汚れを落とすようにしましょう。

 

繰り返し行って先ほどの漂白剤のニオイやクエン酸のニオイを取り除きます。

 

6・コーヒーの状態をチェック

最後にコーヒーを実際にコーヒーマシンで通してドリップしてみます。
最初の一杯はニオイが付いている可能性もあるので、一回捨てて二杯目のコーヒーを淹れてみましょう。

 

ここで、ニオイが残っていたり、風味が悪かったりした場合は、内部が完全にかびている可能性があります。
これは、カビや汚れがひどいため、プロに依頼して清掃してもらうといった方法を検討しましょう。

 

可能であればコーヒーマシンのメンテナンス会社へ相談

カビだらけになったコーヒーマシンは、個人レベルでの洗い方だと不十分なケースも少なくありません。
そのような時に利用したいのがコーヒーマシンのメンテナンス会社です。

 

オススメする理由として次の点が挙げられます。

・本格的な分解を行って洗浄してくれる
・洗い方が丁寧なので故障のリスクが少ない
・新しいコーヒーマシンを提案してくれる

 

本格的な分解を行って洗浄してくれる

コーヒーマシンは、分解しようと思えば、どこまでも部品を分解できます。

 

一方で、専門家でない一般の方が分解する場合は、分解する程度を止めておかないと破損の原因になったり、もとに戻せなくなったりします。

 

このようなリスクもあるので、十分なところまで洗えないケースも少なくありません。

 

メンテナンス会社に依頼すれば、そういったトラブルはほとんどないため、徹底的に分解を行って洗浄します。

 

洗い方が丁寧なので故障のリスクが少ない

カビだらけだったり、黒ずみがあったりするようなコーヒーマシンの洗浄をする場合は、弱すぎると汚れが落ちません。

 

一方で、無理な洗い方をしてしまうと、コーヒーマシンの破損にもつながります。

 

こういった難しい状態での清掃もメンテナンス会社に依頼すれば適切な洗い方で対応してくれる可能性があります。

 

また、洗剤についても業務用の強力な物を使用しているので、汚れの落ち方もかなりはっきりしたものです。

 

新しいコーヒーマシンを提案してくれる

新しいコーヒーマシンの提案をしてくれる場合があります。

 

コーヒーマシンのメンテナンスのしている会社では新しいコーヒーマシンをストックしていることがほとんどです。

 

あまりにコーヒーマシンのカビがひどかったり、あるいは故障がさまざまな場所に波及していたりする場合は、修理やプロの粗い方でも対応できません。

 

そういったケースにおいては、新しいマシンを提案してくれることがあります。

 

まとめ

コーヒーマシンは、気軽に本格的なコーヒーが楽しめる機器です。

 

一方で、清掃を怠ってしまうと、カビをはじめとする汚れによってコーヒーの味が損なわれ、衛生状態が悪化するうえ、故障の原因になります。

 

今回紹介した洗い方を参考にカビだらけになってしまったコーヒーマシンの掃除を試みてみて、もし難しい場合はコーヒーマシンのメンテナンス会社などプロに依頼して清掃してもらいましょう。

 

どうしようもない場合は、買い替えを検討するのもおすすめです。