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コーヒーマシンを導入したい!選び方やマシンの種類を紹介!

 

コーヒーを提供している飲食店や、オフィスの休憩室といった場所でコーヒーマシンを導入しているケースが多く見られます。
こういった状況を見て、導入してみたいと考える方も少なくありません。

 

しかし、単にコーヒーマシンといってもドリップ式やエスプレッソタイプなどさまざまなタイプのマシンが存在します。
全自動で利用できることから、家庭用のカプセルセットによるコーヒーマシンも普及してきました。

 

そこで今回は、コーヒーマシンにはどのような種類があり、選び方はどのようにして行われるのかについて解説します。

 

そもそもコーヒーマシンとはどのようなものなのか?

コーヒーマシンとは、コーヒーを全自動で抽出してくれる調理機器のことです。
一般家庭用のものは、コーヒーメーカーとも呼ばれるものです(抽出量が少なく数杯程度を作るのに最適)。

 

ただ、プロの場合はコーヒーマシンを使用しなくともハンドドリップで淹れることもできますが、実は均一なクオリティでコーヒーを提供する場合、コーヒーマシンを導入する飲食店が少なくありません。

 

また、エスプレッソに関しては、ハンドドリップで作ることが困難であり、コーヒーマシンを用意しないとその味を再現することはできません。

 

なぜなら、エスプレッソはコーヒーの粉に対して高圧をかけながら熱湯を通すことが特徴であり、ハンドドリップよりも高速でコーヒーを抽出できます。

 

エスプレッソを提供する場合、高圧環境を手軽に作って抽出できるコーヒーマシン(エスプレッソマシン)は必須の設備といえるでしょう。

 

業務用は選ぶのに迷う?多彩なコーヒーマシンの種類

業務用のコーヒーマシンは、次のような種類があります。

 

1・ドリップ式
2・サイフォン式
3・カプセル式(一杯抽出型)
4・エスプレッソ式
5・複合タイプ

 

ドリップ式は一般的な全自動のコーヒーマシンで採用されることが多いタイプです。

フィルターにペーパーを使うものや金属製のメッシュを使うものなどさまざまです。
ボタンを押すだけで豆を蒸らして熱湯を注ぎ、ドリップしていくので非常に便利なタイプといえるでしょう。

 

通常のコーヒーを多くサーブするのに適しています。

 

サイフォン式はすっきりとした味にこだわったコーヒーマシンです。

コーヒーマシンといっても少しずつ熱湯を注いでゆっくり作るタイプなので、業務用でも数にこだわらないケースで適したマシンといえます。

 

ゆったりと時間をかけて提供したいスタイルのお店に適しています。

 

1杯ずつのコーヒーが入ったカプセルを提供するのが特徴のコーヒーマシンです。

家庭用で普及を見せているタイプですが、飲食店で少量提供する場合やオフィスといった業務用途でも普及しようとしています。
ややコストパフォーマンスが低い傾向があるので価格設定がポイントになります。

 

エスプレッソ式は、エスプレッソを提供する飲食店に必須のコーヒーマシンです。

さきほど紹介した通り、高温で一気に抽出することからスピーディーに提供することができ、ミルクと一緒に提供することでカフェラテにすることもできます。

 

意外に使われているのが複合タイプです。

これは、さきほどのドリップ式とエスプレッソ式を合体させたコーヒーマシンであり、ドリップコーヒーもエスプレッソコーヒーも提供したいという飲食店に向いているタイプといえるでしょう。

 

基本はこれらのタイプですが、日々進化しているので、新しいタイプが出てくる可能性は十分あります。
ただ、現状はこれらの中から選択することになるでしょう。

 

コーヒーマシンを導入するための選び方は?

業務用コーヒーマシンを導入するための選び方として次の3点をチェックするのがポイントです。

 

1・飲食店の規模やスタイル
2・提供方法
3・性能

 

最初に飲食店の規模やスタイルをチェックしましょう。

コーヒーマシンの提供能力は機種によってさまざまです。

 

規模が大きい所であれば、大量に提供できるマシンが理想ですが、個人経営で少しずつ提供するのであれば、提供量はそこまで重視する必要がありません。

 

また、カフェでもコーヒーショップのように多売をコンセプトにしているスタイルであれば、提供量の多いものを選びます。

 

しかし、規模が大きくとも和食のお店のように、カフェほどコーヒーが出ないお店の場合は、そこまで提供量にこだわることはないでしょう。

 

提供方法もポイントです。

規模が小さくともどんどん回転が求められるお店であれば、業務用のコーヒーマシンで大量提供するようにしましょう。
テイクアウトでも提供しているカフェやコーヒースタンドの場合は、連続抽出できるものを選ぶのも重要です。

 

性能にも注目しましょう。

連続抽出にこだわる場合は給水タンクが大容量のものを選ぶのがポイントです。

 

メンテナンスのしやすさや手入れのしやすさといった使いやすさ、挽きたてを提供したい場合は、グラインダー機能の有無も重要です。
カフェラテを多く提供したい場合は、ミルクフォーマー付きといったものも選ぶポイントになります。

 

また、飲食店ではキッチンのようにコーヒーマシンを魅せる演出をしたいケースもありますから、デザインも意識して選ぶのも重要といえるでしょう。

 

このような点にこだわって種類を選ぶのがコーヒーマシンの選び方といえるでしょう。

 

コーヒーマシンを導入したらこだわりたいこと

コーヒーマシンを導入したらこだわりたいことは多くありますが、特に業務用で意識したいのが次のポイントです。

 

1・コーヒー豆
2・気圧
3・グラインダー

 

コーヒー豆は、コーヒーマシンの種類に限らず、お店でこだわりたいものです。

コストを意識した提供だけでなく、産地や農園などのこだわりを持って選択したりもするでしょう。
もちろん焙煎具合にも注意して提供していることも多いはずです。

 

気圧も重要です。

エスプレッソの抽出気圧やマシン内の気圧もコーヒーやエスプレッソの味を左右する重要な要素といえます。

 

最後がグラインダーです。

コーヒーマシンにはミルがついているものもありますが、お店によっては敢えてそういった機能をつけずに単体のグラインダーを導入しているケースもあります。

 

専用品の方が外に向かっての香り立ちが良く、お店の中に漂うからです。
こういった雰囲気を重視する意味でもグラインダーにこだわるケースも少なくありません。

 

まとめ

今回は、コーヒーマシンの種類や選び方を中心にまとめましたが、いずれもそれぞれにメリットがあり、お店の雰囲気や提供量によって最適なマシンがあるのも事実です。

 

コーヒーマシンは、業務用の場合、安定した品質と大量抽出にメリットがあります。
このメリットを生かして業務に最適な一台を選んでみましょう。