オフィスの福利厚生やサービスの一環としてコーヒーマシンの設置が挙げられます。
コーヒーメーカーのような簡易的なものから、コーヒー豆を挽きエスプレッソが抽出できるカフェ顔負けの物などさまざまなタイプが存在します。
しかし、自社のオフィス事情に合ったものでないと、そこまでメリットが期待できません。
今回は、オフィスに設置するコーヒーマシンはどのようなものがおすすめなのかを解説しましょう。
オフィスにコーヒーマシンを設置するメリットは多い!
オフィスのコーヒーマシンとは、オフィスの中で利用されるコーヒーマシンのことです。
主に企業や個人事務所といったデスクワークの多い職場に設置されていることが多いのも特徴です。
ここでは、オフィスのコーヒーマシンの利用形態やメリットについて解説しましょう。
さまざまな導入方法で利用できるオフィスのコーヒーマシン
オフィスのコーヒーマシンといえば、経費でコーヒーメーカーとコーヒーの粉を買って飲むというイメージがあります。
しかし、実際はそこから一歩進んだサービスが広く利用されており、アウトソーシングや定期購入など外部のサービスを利用していることが珍しくなくなってきました。
そのため、とりあえずカフェインやコーヒーの香りを目的に作るといったレベルから、一歩進んでカフェ並みのクオリティのコーヒーも楽しめる段階までやってきています。
オフィスのコーヒーマシンを導入するメリット
オフィスにコーヒーマシンを導入するメリットは多く、主なものでも次の3点が挙げられます。
・休憩効果の向上
・社内コミュニケーションの改善
・業務の円滑化
休憩時間にインスタントコーヒーを作って飲むというスタイルもある程度休憩効果が期待できます。
しかし、コーヒーマシンを設置することで、その質は向上して集中力やモチベーションの向上も高まります。
インスタントコーヒーなら家でも飲めるというものから、会社ならワンランク上のコーヒーが楽しめるというものになれば、休憩効果も高まり、人材の定着や満足度の向上が期待できるでしょう。
社内コミュニケーションの改善も期待できます。
かつては喫煙所がそういった役割を果たしていましたが、昨今の事情には合わなくなってきているのが現実です。
一方、現代ではコーヒーマシンを設置したスペースには自然と人が集まります。
コーヒーのリラックス効果で緩やかな人間関係が形成しやすくなり、円滑なコミュニケーションも可能です。
役職や世代を超えて雑談程度のコミュニケーションから、企業の新たなイノベーションが生まれることもあるでしょう。
業務の円滑化も期待できます。
カフェインの入ったコーヒーで、頭がリフレッシュされて業務のモチベーションも高まるだけでなく、集中力が増すことでやる気も上がります。
また、休憩を最小限にしながら、リフレッシュ効果も期待できるので外出などで余計な時間が取られることもありません。
コーヒーマシンによる質の高いコーヒーを飲むことで業務効率も向上するでしょう。
これらのメリット以外にも来客へのコーヒーの質が上がるなどほかに多くのメリットがあります。
オフィスのコーヒーマシンには種類がある
一口にオフィスのコーヒーマシンといってもさまざまな種類があります。
ここでは、次のようなコーヒーマシンを紹介し、どのような職場に向いているか解説しましょう。
・カプセル式
・ブリューワー型
・自販機
・業務用ドリップコーヒーマシン
これらについて見ていきましょう。
カプセル式は小規模なオフィスにおすすめ
カプセル式は、コーヒーの粉やドリンクの粉が入ったカプセルやポーションを選んで抽出するコーヒーマシンです。
コーヒーだけでなく、抹茶や紅茶などのドリンクも楽しめるので、コーヒーが苦手な方もいる職場でもおすすめです。
ブリューワー型は中規模以上のオフィスにおすすめ
ブリューワー型は作り置きできる業務用のコーヒーマシンです。
複数杯作り置きしておき、出来上がったコーヒーが入ったポットから紙コップなどに個々が注いでくれます。
コーヒー待ちの列ができにくいため中規模以上のオフィスに設置すると効果的です。
経費削減や規模が大きいオフィスは自販機型
自販機型は缶コーヒーやジュースなど好きなものが出るマシンです。
経費が気になる場合は、有料にしたり、有料であっても安価にしたりして維持費を下げることもできます。
また、無料にもできるので、1日1本などの社内ルールを設けて提供する方法もあります。
オフィスの規模が大きく、コーヒーマシンを個々のエリアに置けない職場におすすめです。
本格的なコーヒーにこだわりたい場合は業務用ドリップコーヒーマシン
質を高めたいというオフィスであれば、業務用のコーヒーマシンを導入してしまう手もあります。
ファミリーレストランのドリンクコーナーにあるような本格的なマシンを入れることで、美味しいコーヒーが楽しめます。
ただ、一度に大量のコーヒーを提供しにくいことから中規模以下のオフィスに向いているコーヒーマシンです。
また、メンテナンスが問題となりやすいマシンでもあります。
次の項目では、各コーヒーマシンが抱えているメンテナンス問題について解説しましょう。
メンテナンスは必須の業務
残念ながらオフィスにコーヒーマシンを設置すると必ずメンテナンスが必要になります。
このメンテナンスを内製化するとなると、オフィスのスタッフの業務が増えてしまいます。
そういった手間を解消するには、メンテナンス会社と契約するのがおすすめです。
契約することで消耗品の補充はもちろん、清掃やメンテナンスも手掛けてくれます。
まとめ
オフィスにコーヒーマシンを接しするのは、メリットが多く魅力的な試みです。
実際、オフィスにコーヒーマシンを設置しているところも多く、社内の業務円滑化に貢献しています。
今回は、コーヒーメーカーを始め、オフィスに設置するコーヒーマシンについて解説しました。
コーヒー豆から作るものもあれば、ほかのドリンクも提供できるものなどさまざまなタイプがあります。
ただ、いずれもメンテナンスが必要なものであり、社内でメンテナンスするのが難しい場合は、メンテナンス契約などを結ぶのもおすすめです。
まずは、オフィスに設置したいコーヒーマシンをイメージし、社内にあったタイプの設置を検討してみましょう。
きっと業務の円滑化に貢献するはずです。